ゆるふわ道を笑って歩け

愉快な仲間たちとのゆるふわな日常。

ブルベ

BRM810松阪300km 真夏の夜のソロブルベ ~アッー!猛暑でDNF寸前!?~ Part1(START前〜PC1)

どうも~ へっぽこランドヌールのつのだです!今回はBRM810松阪300kmを走ってきました。




ランドヌール2年生にして、初めて夜スタートかつソロでブルベに出ました。

頼れる相棒のりょうちんがいないので何が起きようと自力で対処しなければいけません。

完走して一人前のランドヌールであることを証明しよう。

 

ブルベ(Brevet)とは フランス語で「認定」を意味する。

※ランドネとは ノーサポート・自己責任の長距離サイクリング

ランドヌールとは ランドネをする男性のこと。

※ランドヌーズとは ランドネをする女性のこと。




 

 

<ブルベ当日 START前>

ブルベ当日のつのだはというと早速、窮地に追い込まれていた。

 

START前に夜ご飯を済ませておこうと、18:50に海鮮丼屋に入店したのはよかったが

つのだの注文後に8人くらいのお客さんが雪崩れ込んできてワンオペ店員さんが大忙し。

これは時間がかかるかもしれない…。店員さんファイトです!

 

 

 

きた!1,200円のマグロ丼をゆっくりと味わえず、4分で完食。

隣の観光客にきっと引かれたが、そんなこと気にしていられない。

下見をしておいた集合場所の松阪駅西口に大至急で向かった。

 

記入済みの参加申し込み用紙を運営スタッフさんに渡して、その代わりにブルベカードを受け取ります。

 

 

 

↑この青い用紙がブルベカード ※PC(仏語 Point de Control:ぽわんどこんとろーる チェックポイント)を通過した時間を記入する用紙。

ブルベカードを無くしてしまうと完走しても認定されません。

命の次に大切なものです。たまにブルベカードを落とす方がいます。今回もいましたが運よく他の参加者が拾って届けてくれるとは限りません。

レシートチェックの場合はコンビニや道の駅で商品を購入して、貰ったレシートに記載された時刻を通過時刻としてブルベカードに記入する。(自戒)

※この際、レシートは必ず取っておくこと。

 

 

ブリーフィングとは出発前にブルベの運営スタッフさんがコース説明や変更点、注意点を口頭で伝える為の集まりです。

事前に公開されているコマ図(距離や進行方向を図解してあるもの)やキューシート(距離や進行方向、注意点などが書かれたもの)に記載してあること以外に重要なことを追加説明される場合があるので、油断しないで一言一句逃さず聞きましょう(自戒)。今回のブリーフィングではPC2で購入可能なカップラーメンを用意する為に個数を集計する挙手が行われました。

 

しつこいくらいお伝えしますが、ブリーフィングは一言一句逃さず聞きましょう。

この段階で致命的なミスをしていることにまだつのだは気づいていない…。

 

 

今回ブルベデビューしたフォロワーさんのお二人に会えました。

https://twitter.com/bmc_ridley?s=17y

↑あおまるさん

 


https://twitter.com/apearbikes?s=17

↑いやもとさん

 

 

↑コース説明

難易度:上級

夏の松阪の行者還トンネル(2年ぶり3回目の開催)

夜に松阪を出立し尾鷲・熊野市を経由して、早朝より大峰山中 旧行者還林道へと挑みます。

吉野に到達した後は伊勢本街道経由で松阪へと向かいます。

 

この難易度の高さは真夏の暑さと300km中210kmはコンビニがないという要因によるものだと身をもって思い知った。

 

距離は306.5km ※300kmちょうどじゃないの?と思われた方へ。ブルベでは下2ケタkmは誤差なのです。

獲得標高は4539m 獲得標高が距離の1.5%弱なのでやや登りがキツいコース設定といえるでしょう。

※個人的には獲得標高が距離の1.0%以下であればブルベにおいて標準的な登りだと考えています。

 

 

 

ブリーフィング後に車検がありました。

300kmで行われる車検の内容はフロントライト2個、リアライト1個(点灯)、ベル1個、反射ベスト(着用)です。

無事、車検をクリアしました。

 

 

 

 

主催者の今野さんによると今回のブルベは

出走66人

DNF15人

完走51人

完走率は77.2%だったようだ。

300kmにしては完走率が低い、過酷さを物語っている。

 

 

まとまってスタートすると駅の利用者に迷惑をかけるからだろうか。

19:55頃に車検が終わった人からスタートしていいと言われる。

出発時刻に関してはゆるい場合が多いぞ。

 

ツイートしてからトイレに駆け込んだため19:58にスタート!

300kmは制限時間が20時間です。よし、いくぜ!



 

 

<START〜PC1>

松阪駅西口を離れPC1に向けてペダルを回し始めた。

これがキューシート。

キューシートを頼りに走るもよし。備考欄には注意事項だけでなく、スタッフの好意でお得な情報が載っていることがある。

個人的にはサイコンに自分で入れたルートを見て走るのがオススメです。サイコンが使えなくなった時のために必ず持っておこう。

 

 

 

いつも最後尾になりがちなので、これでも好スタートww

松阪駅周辺は信号が多いため、思うように進まない。

前後合わせて20人ほど並んでいただろうか。

危険なのでまとまって走る場合は10人までにしよう。

 

 

 

大型サドルバッグの上にちょこんと座る守護者くろまめ。

後ろで走るランドヌール・ランドヌーズはくろまめとのにらめっこをお楽しみください。

 

 

4で平坦基調のどストレートが21.8km続くため、信号待ちで分裂した10人以下の集団がいくつも自然に形成されていた。

これは無賃乗車し放題じゃないか(ゲス顔)

※知り合いだけで形成されたトレインの場合はやめましょう。なんでそこにおるねんって嫌われます。もし乗るならせめて挨拶や世間話をしようね。

 

 

先頭を走ることを避け、先頭の人がスピードダウンしたら単独で加速、集団を離れ前を走る集団のトレインに加わる。

狡い戦法を乱用し、体力の低下を抑えつつも20人ほど抜かしていく。

ソロで参加したつのだは完走するためなら手段を選ばない狡猾さを遺憾無く発揮していた。(りょうちんいつも引いてくれてありがとう)

 

紫色のウェア?を着たグランフォンド姉さんのトレインは安定してAv.28km/hで巡航しており大変お世話になりました。

 

 

視線を右側に移すとお城がそこにあった!なんだろう?温泉?それとも宿泊できるエロい城?

最終的に疑問を晴らすことはできなかったが、いかがわしい妄想で活力を得たつのだは勢いよく先に進んだ。

 

 

ハァハァしながら前の集団に飛びつく。

 

 

坂に入ってダンシングで追いつこうとしているようだ。お兄さん、頑張って!

 

 

5で左折。10人くらいの集団。

錦峠の緩い坂を走っていると数人が加速していく。

これはPC1が近い証拠だ。加速の波に乗り3人追い越してトンネルを通過。

暗くてカーブを繰り返す坂をAv.40km/h前後で降っていく。

全てはトイレと会計で並ぶ時間を減らすためだ。



 

BRM810松阪300km 真夏の夜のソロブルベ ~アッー!猛暑でDNF寸前!?~ Part2(PC1〜PC2) へ続く!↓

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